月刊プラスチックスエージ最新号(8月号)2022年8月号の内容

本体価格 | 2,090円(本体1,900円+10%税) |
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判型・頁数 | A4変形判92頁 |
発売日 | 毎月25日 |
巻数/号数/通巻 | Vol.68/8月号/第828号 |
定期刊行物コード | 4910077850827 |
年間購読料 | 任意の12ヶ月 24,200円(税込) 送料無料 |
2022年8月号の内容
特集 成形工場の省エネ/DX化に向けて
■総論:成形工場のDXに向けての取組み
■成形工場の革新を支えるデジタル化
■成形工場のDXに向けての取組み
■射出成形現場に適用が進むDX:成形IoT&M2Mソリューションと事例
■射出成形工場でできる脱炭素化への提案―成形機の加熱筒の断熱構造と金型の断熱構造による熱漏れ防止
■光ファイバ計測法の成形加工分野への適用とデータの活用
特別企画 CAEの最新情報
■Moldex3Dバージョン2022の最新機能とその応用
■製品設計の現場で使えるソリ変形対策ソリューションPD Advisor
一般記事 自動車構造部品向け連続繊維強化複合材料の開発
フォーラム 経済安全保障(経済安保)
■常設欄■
- 英文・中文目次
- 海外有力誌記事案内
- 次号予告・編集後記・バックナンバー案内
- 広告索引(50音順)
■総論:プラスチック成形のDXに向けての取組み
秋元英郎(秋元技術士事務所)
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは,デジタルの力を借りて,仕事のやり方を大きく変えることである.プラスチック成形の流れをガラガラポンするには工場だけを考えてはいけない.DXとはどのようなことかについて私見を述べ,デジタル化の流れについて欧米の例も含めながら取組みを紹介する.
■成形工場の革新を支えるデジタル化
鴫原 琢(シーメンス)
成形工場の革新を支えるデジタル化の本質はどこにあるのか.現在の働き方改革,デジタルスレッド,製造現場の垂直統合などを含め,プラスチック業界の事例を中心にデジタル化の本質的意味,日本の製造現場のこれからを考える.
■成形工場のDX化に向けて
西村克哉(ムラテック販売)
DX:Digital Transformationは,企業の営みや産業全体をデジタル力で良くしていく取組みである.それにより業務プロセスやビジネスモデルそのものに今後どのような大きなイノベーションを起こすことができるのか.成形現場の視点から“MICS”を中心にこれからの情報化設備・機器のつながりを要約,提案する.
■射出成形現場に適用進むDX:成形IoT&M2Mソリューションと事例
佐藤声喜(KMC)
100年に一度の変革期.製品メーカーの射出成形部門や射出成形部品メーカーでは,生き残りをかけて徹底した不良削減・原価低減に取組んでいる.本稿では,最新のDX:成形IoT&M2Mソリューションと成形監視モニタリングシステム,及び成形データ分析ソフトのユーザー事例と導入効果を紹介する.
■射出成形工場でできる脱炭素化への提案―成形機の加熱筒の断熱構造と金型の断熱構造による熱漏れ防止
神谷宗克,菅原壯浩(SPIRAL LOGIC LIMITED スパイラルロジックリミテッド(香港))
プラスチックの評価は,環境問題を含め,いま大きな転換点を迎えている.本稿では,プラスチック射出成形工場でできる脱炭素化への提案を,①射出成形機のバレルからの熱漏れと対策,②金型から成形機プラテンへの熱漏れと対策を中心に新しい指針を提案する.
■光ファイバ計測法の成形加工分野への適用とデータの活用
高原忠良(Tech-T)
光ファイバをセンサとして使用する光ファイバ計測法は,ファイバ長さ全域でのひずみ・温度の計測が可能で,従来のひずみゲージや熱電対による点計測から,線・面計測となり飛躍的に詳細解析が可能となる.航空宇宙分野から自動車分野に拡大したが,本稿では計測原理や活用ポイントとももに,成形加工分野の事例や応用の可能性を紹介する.